コラーゲンとヒアルロン酸
ヒアルロン酸やコラーゲンを使う商品が増加しています。
サプリメントやドリンクにも使われ、たくさんの商品が出ているのでご存知の方も多いのではないかと思います。
コラーゲンやヒアルロン酸は、人間の体にどのように作用するものなのでしようか。
ヒアルロン酸かコラーゲンかのどちらか一方が含まれているサプリメントもありますし、2種類1ぺんに入っているサプリメントもあります。
コラーゲンとヒアルロン酸はひとくくりにされていることも少なくありませんので、基本的に同じような栄養素だと考えている人もいるようです。
実際はコラーゲンとヒアルロン酸は全く異なった役割をしています。
たんぱく質の1つとしてコラーゲンがあります。
肘、膝などをはじめとする関節のクッション部分や肌の下の方の部分にある真皮にある弾力やハリを保つ為に必要な成分です。
ムコ多糖類の一種であるヒアルロン酸は、体の中に一定量生成されているものです。
6リットルの水を、1グラムのヒアルロン酸で留めておくことができます。
ヒアルロン酸はその保湿力で体内の水分を守っています。
ヒアルロン酸の量が少なくなると、潤滑剤の役割を果たす水分が体内で不足し、皮膚が乾燥したり、関節痛の原因になります。
コラーゲンやヒアルロン酸は加齢によっても減少してくる成分なので、年齢を重ねるにしたがって、お肌のハリや潤いが減ってしわができてしまう原因のひとつでもあります。