切除法によるワキガ手術
長年、ワキガに悩まされているという方は大勢いますが、ワキガ手術は効果があるのでしょうか。
ワキガの手術には切除法というものがあります。かなり古くから行われている治療方法です。
ワキガは、ワキの下の汗腺、皮脂腺、毛根などが原因であり、この部分を丸ごと切除するのが切除法です。
手術では、ワキの下2センチ~5センチを除去することになります。ワキガの直接的な原因にあるのはアポクリン腺という汗腺です。
脇の下数㎝の範囲に存在しているため、全てを取り除くのはかなり大変なことです。ワキガ手術の後の傷はかなり目立ち、ひきつれを起こすこともあるようです。
皮膚のひきつれために腕を回しにくくなったり、神経に傷がついてむくみの原因になってしまうということもあります。
手術の範囲が広いので完治には時間がかかるでしょう。切除法は、ワキガ手術の中でも注意すべき点がたくさんあるといいます。
アポクリン汗腺を一本残らず取りさることは、切除法では困難だとされています。そのため、最近では、ワキガ手術で切除法が使われることはめったにありません。
もっと簡単でデメリットの少ないワキガの手術方法が他にもあるので、最新のワキガの手術方法にはどんなものがあるのか調べてみると良いでしょう。